【新装版クローバーの国のアリス~Wonderful Wonder World~】感想：《チェシャ猫》ボリス

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シニカルな笑みが特徴の、ナゾナゾ好きな猫。

なんでもかんでも、すぐナゾナゾ。

ヒントを与えるときもあるが、

だいたいが邪魔になるだけ。

問題をふっかけるだけふっかけて、

答えを言わなかったりもする。

眠りネズミのピアスを見るとおなかがすく。

ナイフとフォークが手放せない猫

引越しが起こったことで弾かれた、「主人公」と「ボリス」。

遊園地のあった場所は、「森」ということで

衣食住もままならない主人公ですが

空間を切ったり貼ったりできるボリスが

宿屋の部屋を主人公に与え、仕事も宿屋で始めることに。

遊園地がなくなって、落ち込む主人公に頼られるボリス。

その頼りにされる状態が心地よくて

どんどん主人公と、一緒にいたくなるボリスは…

といった感じで進むのですが、

猫ですね〜彼。

わかりやすいヤキモチを焼いて

主人公に、まとわりついて

可愛いったらありゃしません♡

元の世界にいる猫にまで、対抗心を燃やしていたり

「自分」が楽しい事が1番のはずなのに

「主人公」の予定を、優先させたことを褒めてとアピールして見たり…

やることがいちいち動物で可愛い！

ただ、ちゃんと要所要所で

色香を漂わして、萌えポイントを確保するボリスに

今回も、楽しませていただけました♪

『徒然綴り』