【新装版クローバーの国のアリス~Wonderful Wonder World~】感想《帽子屋門番》ディー&ダム

帽子屋の領地の門番。

冷めた考え方をする、クール＆ドライな双子。

どちらが兄か弟かあやふやで、

立ち位置がころころ変わる。

たまに無邪気な面も見せるが、

だいたい悪意に裏打ちされている、

残酷な少年達。

通称、「ブラッディ・ツインズ（血まみれの双子）」。

たまに大人になります。

双子達は、主人公が大好きで

『大好き』アピールをしますが『子供』扱いばかり。

周りからも『子供だから相手にされない』と言われて

恋愛対象として、

同じだけの『大好き』を返してもらいたい双子達は

考えに考えて大人に変わって•••

と言った感じで進んでいくんですが

可愛いです。ブラッディーツインズ。

大人になっても、中身は子供のまま。

「大人になる」の意味がわからずに

葛藤してるあたり、可愛かったです。

今回の双子ルートは「双子」と「ビバルディ」が、

かち合うストーリーがあるんですが

若さをアピールし、ビバルディにケンカをうる双子に

『外見年齢なんてどうでもいい』と言って、

仲裁に入った主人公に対してキレるビバルディ…というのがあって

その際に、ビバルディが

「それ」を、どうでもいいなどという

考えを持つお前たちは幼い！！羨ましい！

とのたまうのですが

激しく共感しました（笑）

でもって

「早く大人になりたい」とおもうのは子供の証拠

年など取りたくないと思ったら大人じゃ…」

としんみりと言うところに同意できる

私もすっかり大人だわ。と思いました。

『徒然綴り』