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『徒然綴り』

ゲームや読書、お絵描きを好む超インドア派が書くブログ

【新装版ハートの国のアリス~Wonderful Wonder World~】総評



PSP【新装版 ハートの国のアリス】

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思議の国のアリスを踏まえつつ、まったく異なるストーリー展開の恋愛アドベンチャーゲーム。

 

 

 

  

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現実主義で、夢見がちなところが皆無な主人公は

失恋したこともあり、

特に、恋愛ごとはこりごりだと思っています。

 

そんな彼女が、ウサギのペーターに強制的に引っ張り込まれたのは、

ハートの国。

 

更に、ペーターにおかしな薬を無理矢理飲まされて

帰るに帰れなくなった主人公は、

 

早々に「これは、夢オチだ」と決め付け、

非日常を楽しむことにするのですが

 

メルヘン調な世界なのに、

ほのぼのしているのは建物や小物だけで

 

帽子屋がマフィアだったり、

遊園地の従業員は、銃携帯が標準だったりと

命に対する感覚が、根本的に違う危険な世界。

 

役持ちと言われる、主だった住人は皆

すぐに銃を乱発したり、切り掛かったりする危険人物ばかりで、

瞬く間に乱闘騒ぎや、殺し合いに発展してしまいます。

 

 

  

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その上、領地争いまで勃発しており、

帽子屋・ハートの女王・ゴーランドが対立する三つ巴状態。

 

住人は無条件に、

『余所者』である主人公に好意的だが

 

考え方が、根本的に違う彼らとの交流は

主人公にとっては、理解不能な所が有ります。

 

どの陣地に味方し、どう行動すれば、元の世界へ帰れるのか。

そして、登場人物の誰よりも恋愛に乗り気でない主人公に、

まともな恋愛は出来るのか―――。

 

と言うような内容で、

私がQuin Roseに嵌る切っ掛けになった作品です。

(元々はPCゲームのようでPSPに移植され更に新装版が出たようです)

 

Quin Roseの特徴なのか

癖のある、「冷めたツッコミをする現実的な主人公」が

ゲームの好き嫌いを分けるようで

評価は極端でしたが、

 

『試してみるかぁ〜』と軽い気持ちで始めてみたら

私には、違和感なく入り込めました。

 

 

攻略対象も10名の大所帯で、

分岐も多く、とても楽しめましたが

システムとキャラに慣れるまでは、ちょっとややこしかった様に思います。

 

世界観的にも謎が多く、全ては解明されていませんが、

きちんとまとめられてはいるので、物足りなさはありませんでした。

 

癖のあるキャラにも、システムにも

慣れてしまえば、ボリュームもあって個人的には満足な作品。

 

ブラッドLOVEです。

 

そんなこのゲームは、

 

  • 癖のある主人公どんとこい!の方
  • シュールなメルヘンが好きな方
  • ボリュームのあるゲームがしたい方

 

 

そんな方には、楽しめるかな?と思います。

 

  

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攻略対象

 

 帽子屋ファミリー

 

 

 遊園地

 

 ハートの城

 

 時計塔


その他

(ナイトメア、ユリウスは制限有り)

  

 

新装版 ハートの国のアリス

新装版 ハートの国のアリス