知らぬ間に「鍵」を握ぎらされた少女とマフィアのその後の物語
ピオフィオーレの晩鐘の続編。
前作の各キャラとのハッピーエンド後のストーリー、大団円後のストーリーが楽しめます。
攻略対象
- ダンテ・ファルツォーネ
- ギルバート・レッドフォード
- 楊
- ニコラ・フランチェス
- オルロック
- アンリ・ランベール
以上6名。
大きな攻略制限はアンリのみ。
攻略順は、続編ということもあるので好きなキャラからが、一番楽しめるのではないかと思います。
細かな設定が暴かれることがあっても、その他のキャラ攻略時の精度が落ちるということもなかったので、「好きなキャラとのその後」からがオススメです。
スチル・システム
システム面では特に問題はなく、快適に攻略できました。
(目パチ口パクはなし)
スチルは各キャラ11枚(アンリのみ9枚)あって、構図に偏りもなく
どれも魅力的だったと思います。
ストーリー
<BURLONE>
アンリ以外の攻略対象とのその後。
<ALTERNATIVA>
大団円後のその後、のち各キャラとのエンド。
<HENRI>
アンリとのその後
以上の3構成でできています。
内容はどれも、丁寧かつボリュームたっぷりで、前作のキャラの魅力を損なうことなく仕上げられています。
対象キャラの心理も、主人公の行動も、糖度の加減も残酷度の度合いも、キャラと設定に合わせてあるので違和感がなく、「先が気になる!」と思える物語の展開でした。
最後に
まず、ひとこと。
最っっっっ高に面白かったです!
発売日の延長がなされたことにも納得の仕上がりでした。
もう、久しぶりに夜を徹して攻略に勤しみました。ありがとうございます。
前記しましたが、ダラけることのないボリューム感がとてもよかった。
ハラハラもドキドキも切なさも詰め込んだ内容で、
最推しの「楊(やん)」を存分に堪能できたこと…感謝しかないです。
基本的には、前作から楊が好きなのですが、
今作は前作、さほど興味の持てなかったアンリルートが思いのほか良くて
いい意味で裏切られた感を味わえました。
ハッピーエンド→バッドエンドと攻略する私は、
制限のかかったアンリの、バッドエンドでゲームをコンプリートしたわけなのですが、
夢中になっていた分、とても重い気分になりました。
バッドエンドが秀逸なゲームは大好物です。
耐え難い重さは、楊のハッピーエンド(再視聴)で払拭しておきました。
このゲーム、どいつもこいつも男前でとってもいいのですが、
なにより主人公がいい。
ところかまわずメソメソしない、
突撃しすぎない利口さ、
自分の立場を踏まえた言動は、
ゲームをストレスフリーで攻略するための第一条件(個人的価値観)なので、
リリィは大好きです。ほんとうに楽しかった。
そんなこのゲーム
- 前作攻略済みの方
- バッドエンドも楽しみたい方
- ストーリーの丁寧さを求める方
- 暴力的表現にある程度耐性のある方
おすすめです。
というかもう「みんなやって?このゲーム面白いから!おすすめだから!!」と布教したい!
そう思えるゲームでした。
攻略一覧はこちら
公式HP:ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio1926-
前作の感想・攻略はこちら