【ピオフィオーレの晩鐘】総評:丁寧なストーリーと登場人物に魅了されました。
Vita【ピオフィオーレの晩鐘】
知らぬ間に「鍵」を握ぎらされた少女とマフィアの物語
時は、20世紀初頭。 舞台は、第一次世界大戦直後の南イタリア『ブルローネ』。
この街を支配するのは、ブルローネ・マフィアと呼ばれる3つの組織。
ブルローネで静かに暮らす主人公『リリアーナ』は、
とある事件をきっかけにいずれかの組織へと身を寄せることとなる。
なぜ彼女が狙われるのか。
なぜ彼女は求められるのか。
期せずして鍵を握る存在となった『リリアーナ』は
非日常へと巻き込まれていく――。
攻略対象
ダンテ・ファルツォーネ(CV:石川界人)
ギルバート・レッドフォード(CV:森久保祥太郎)
楊(ヤン)(CV:岡本信彦)
ニコラ・フランチェスカ(CV:木村良平)
オルロック(CV:豊永利行)
以上の5名と、全員攻略後に解放される隠れキャラの6名。
(感想は各記事をクリックしてください。隠れキャラのみネタバレもあるので公開していません。)
攻略順は、制限がかかっているのでネタバレは自然と制限されます。
ただ、個人的には2週目に解放される「楊」は後半に持ってきた方が
他キャラの展開に物足りなさを感じずに済むのではと思っています。
彼はなかなかに刺激的なので。
スチル・システム
システム面はスキップ、クイックセーブ、ロード等々に焦ったさもなく
スムーズに攻略できるかと思われます。
各キャラにチャートが用意されているので、END回収もスムーズでした。
スチルの方はハナマルです。
絵の綺麗さもさることながら、アングルが良いです。
絶妙のタイミングで、素敵なアングルのスチルが差し込まれているので
臨場感も萌度もあがります。
ストーリー
BADエンドまでもが、とても丁寧です。
キャラのブレもないので、物語に大きな違和感を感じませんでしたし、
主人公も特別、ずば抜けてお馬鹿であったり、向こう見ずであったりしないので
安心して攻略できました。
最後に
ストーリー、キャラ共にとても楽しめました。
上記しましたが、ストーリーが丁寧な上に
スチルのアングルが一定ではないので、各々のキャラの魅力が伝わりやすかったように思います。
BEST〜BADまでが、きちんと描かれていたことにも
個人的には高評価でした。
ただ、惜しいなと思うのはFINALEへの分岐からラストにかけてが
少し物足りなかったことでしょうか。
他がとても良かっただけに、退屈さを少々感じてしまいました。
でも、それ以外は本当に楽しめました。
楊なんか、もう、ビックリするくらい最高に萌えましたし、
彼の子飼いの双子ちゃんたちにも、とても楽しませていただきました。
あの残酷な無邪気さと、楊との絡みは私の一推しです。
そんなこのゲーム
- ストーリー重視の方
- しっかりめの主人公が好きな方
- ちょい(?)ワルな彼らを攻略したい方
- BADエンドを大切に思っている方
そんな方は、是非是非お手に取っていただきたい作品です♪
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攻略はこちら
*1:HPより引用