【ピオフィオーレの晩鐘】感想:病んだ面倒臭さが味のアンダーボス「ニコラ」
Vita【ピオフィオーレの晩鐘】
ニコラ・フランチェスカ(CV:木村良平)
ファルツォーネファミリーのNO.2。
おおよそマフィアらしく見えない、人の良さそうな風貌の優男。
典型的なイタリア男で、女性慣れしている。
ダンテとは従兄弟同士で、 息をするように嘘をつく。
感想:表裏のギャップが魅力
ファルツォーネのアンダーボスである、ニコラ。
攫われそうになったところを助けられ、
保護されることで、交流が開始されます。
どのルートでも「優男だけれども切れモノのアンダーボス」という設定の彼が
本ルートでどう展開されるのか、
そこそこの予想と、妄想と、期待を込めてのスタートだったのですが
ニコラと主人公の恋愛模様の「当て馬キャラ」がいい味出していました。
「え?この人、こんな大役があったの?」と感心するほどに
ガンガン前に出てきていました。
そこも含めて、ハッピーエンドも良かったのですが
彼のルートは、断然BADが好みでした。
気丈な彼ですが、どこか危うげな雰囲気は持っていたので
BADの展開は想像の範囲内でしたが、
彼にはとても良く似合うので、それもまた良しです。
鬼畜キャラ(←ありったけの愛を込めた表現です)の後だったので、
「勢い」の面では少々物足りなさは感じましたし、
主人公の「価値」の部分は大いにスルーされてはいましたが、
スチルのアングルも素晴らしく良かったですし、
ニコルらしいルートだったと思います。
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