【華ヤカ哉、我ガ一族 幻燈ノスタルジイ】総評・癖のある兄弟たちとの2年目と許嫁ライフを終えて
Vita【華ヤカ哉、我ガ一族 幻燈ノスタルジイ】
時は大正。
銀行や貿易業などひと際派手な事業を展開する宮ノ杜財閥。
そこに住まう腹違いの7人の兄弟たちと
そこで働く使用人の主人公との癖のある恋愛模様のその後。
モダンノスタルジィのその後のストーリー
PSP『キネマモザイク』・『黄昏ポウラスタ』2作品が入ったVIta移植版です。
(↓モダンノスタルジィ総評はこちら)
《キネマモザイク》
モダンノスタルジィの翌年。
恋人にならなかった主人公と兄弟たちの2年目のストーリー『2年目モード』、
情報屋の喜助との恋模様が描かれた『情報屋モード』、
『モダンノスタルジィ』のその後のその後のストーリー『後日談モード』
で成り立っています。
「情報屋モード」は「2年目モード」で誰か1人攻略すると
出来るのですが
「2年目モード」と「情報屋モード」は
『依頼』と『所持品』を回収するのに密接につながっていて
2年目モード全てを終えてから情報屋モードをするよりかは
適当なところで情報屋モードを挟む方がスムーズに回収作業ができます。
攻略にあたって、
依頼回収で隠し部屋を探すのがあるんですが
唯一、それだけ迷いました。
「茶室の掛け軸の裏」にたどり着くまでに少々時間を食いましたが
それ以外は話に沿っていけばさほど迷う事はなかったです。
ストーリーは
使用人以上恋人未満から始まっていくのですがモダンノスタルジィの時のような
初対面ではない分、皆さん優しめです( ´ ▽ ` )
「誰の専属使用人になりたいか」のアンケートに答える事から始まって
当主の思惑に翻弄されながらも
2人の関係が変わっていくお話は程よい甘さを携えていて楽しめました。
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《黄昏ポウラスタ》
キネマモザイク2年目モードの年の瀬。
主人公と兄弟たちの2年目の冬、
新しく買った別荘で過ごす2週間ほどのお話『別荘モード』と
情報屋の喜助とのその後が描かれた『情報屋モード』
兄弟たちの若かりし頃のストーリー『追憶モード』
で成り立っています。
これも、「キネマモザイク」同様、
「情報屋モード」は「別荘モード」を誰か一人クリアしてから
開放なのですが
きっちり分けずに適当に挟み込む感じで攻略したほうが
回収作業がスムーズです。
こちらのほうのオバケ回収は依頼100件を全てクリアするまで回収できません。
依頼の回収を終えてから新しく始めると就寝後の行動枠が増えていて
深夜の徘徊ができるようになってました。
ストーリーはFDらしく甘めの内容です。
結婚に向けて歩んでいくなかの日常が描かれてる感じですが
結婚に行き着くまでのこと結婚後の事など
詳しく描かれてるのでより深く物語を楽しめる内容になっていたと思います。
攻略対象
『キネマモザイク』も『黄昏ポウラスタも』以下の8名。
(個々の感想は下記をclickしてください。)
<宮ノ杜家兄弟>
- 宮ノ杜 正
- 宮ノ杜 勇
- 宮ノ杜 茂
- 宮ノ杜 守
- 宮ノ杜 進
- 宮ノ杜 博
- 宮ノ杜 雅
<情報屋>
- 有田 喜助
⇒《公式HPはこちら》
最後に
「モダンノスタルジィ」から「幻燈ノスタルジィ」を攻略し終えて…
大正時代の財閥と使用人という背景が概ねしっかりと描かれていて
それぞれの恋愛が成熟していく様も感じられて(キャラにもよりますが)面白かったです。
- 学生ものや甘々な乙女ゲームは今はお腹いっぱいかも…
- 少々罵られても大丈夫よ!
- 多少の矛盾には目を瞑れるわ。
という方は手に取ってみても良いかと思います( ^ω^ )