【プロミス・シンデレラ】バツイチアラサー女子と男子高校生の年の差ラブストーリ
著:橘オレコ
あらすじ
つつましく、平穏な暮らしを送る専業主婦の早梅は、仲良く暮らしてきていたと思っていた夫に不倫され離婚する。
家を出た早梅はさっそくスリにあい路上生活を余儀なくされるも、
持ち前のメンタルで乗り切ろうとしていた。
そんな彼女の前に現れたのは、性格の悪そうな金持ちの男子高生・壱成。
この男との出会いが早梅の人生を一変させることに…。
人生に必要なのは「愛」か「金」かそれとも「運」か――
アラサー女子と男子高校性の”リアル人生ゲーム”。
感想
7か月ほど前に、たまたま見かけて読み出した作品なのですが、
9巻まで出ていたものを一気読みした程度にはハマっています。
【当時のつぶやき】
無料分から既刊分(9巻)一気読みしてしまった。バツイチアラサーと金持ち男子高校生の話。男子高校生がグズキャラから見事なツンデレに変化していくのはなかなか良き。#プロミスシンデレラ #漫画 #読了 pic.twitter.com/NryBnMu9RR
— るー。 (@syumi_room) November 30, 2020
不幸なれしてはいるものの、誠実で優しいと思っていた夫に裏切られて傷心のところに、更なる不幸が折り重なってきていた早梅の前に現れた、
顔はいいけれど、どこまでも歪んでいる男子校生・壱成。
その出会いがさらなる逆境をうむところから始まるのですが
本当にとことん性格の意悪さを発揮してきて「はぁ?」と思うのですよ。この子供坊ちゃん。
思春期らしい甘えと、思考をベースに他者を馬鹿にしまくってる。
ただ、要所要所、早梅の本気の言葉と行動にドキドキさせられている「ウブさ」も持ち合わせているので、可愛気があります。
生意気さと可愛げのバランスが、巻を追うごとに変化をきたしていて
10巻を迎える頃には
大進展!な10巻でした。面白かった♪
— るー。 (@syumi_room) January 21, 2021
大人坊ちゃん(天馬)も、子供坊ちゃん(壱成)もほんといい味出してるけど
純粋真っ直ぐな子供坊ちゃんが個人的には応援したくなるな📚#プロミス・シンデレラ #読了 #橘オレコ pic.twitter.com/ChaIWOJ23V
と、10代らしい無敵感を伴って、
大人の打算を含んだ思考を打破していく様にエールを送りたくなってしまっていました。
8巻あたりで一つの区切りがあるのですが
その山場を超えてなおダレることなく、
ツンデレを最大限に生かして11巻まできているこの作品、
今後の展開も楽しみにしています。