あらすじ
男を顔でしか判断していない体育会系の女子大生。
ある日、目が覚めたらとある国の皇后になっていた。
皇帝は自分好みの超イケメンなのに、なぜか嫌われていて顔を見るたびに辛辣な言葉と態度を浴びせられる。
全く知らない場所、環境で結婚相手に嫌われ、おまけに誰かに暗殺を企てられ
元の体に戻るまで、これから先無事に生きていけるのか?
感想
例によって、広告により興味を持って読み始めたこの作品。
主人公の(結構人としてどうかと思われる)恋愛事情から、
シーンが切り替わったと思ったら、もう「とある国の皇后」になっていて
なんでそうなったのか、どういう状況なのかは謎というところからスタートするのですが
全体的に勢いで乗り切ってる印象はあるものの
主人公の肝の座りっぷりがすごい。
まず、いきなり皇后になってしまった女子大生が、
暗殺されそうになったり、やたらと皇帝に嫌われていたりと、
現代社会で生きていた女子大生にとっては、ハードと思われる環境下に放り出されたのに
全然怯んでいないところに驚きます。
更には、拷問に立ち会って顔色ひとつ変えない様や、暗殺者に対面する様は
体育会系というよりは、傭兵かなにかですか?と問いたくなる感覚と勇ましさで……
感服です。
流れる広告からイメージしていたものとは、
ちょっと違うところはあるものの、
やり手なのか?と匂わせつつ
エロ本ばかり読んでいる皇帝(超イケメン)が、びっくりするくらいウブだったり
読者コメントにて、「童帝」と称されている様には笑いと親しみを感じています。
そんな皇帝がちょっと皇后に傾きつつある現在(41話)
概ね楽しんでいる作品のひとつ。
今後は、comicoで毎週水曜日に更新されるものを待つ感じにはなるのですが
皇后と皇帝がどう展開していくのか見守っていきたいと思います。