『徒然綴り』

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【紅霞後宮物語~小玉伝~】「軍人皇后・小玉」の破天荒なシンデレラストーリー

紅霞後宮物語
原作:雪村花菜/漫画:栗美あい

 

「軍人皇后・小玉」の破天荒なシンデレラストーリー

 

 

 

 

 

 

あらすじ

女ながらに軍に入り、将軍まで上り詰めた「関小玉(カン・ショウギョク)」は、

いきなり皇帝に即位した、かつての相棒「文林(ブンリン)」の懇願により後宮に入内することに。

 

文林との新しい関係に戸惑いつつも、大雑把で、前向きな小玉は、

嫌がらせもなんのその、生来の男前っぷりに、男女問わず根強いファンが(更に)増え、

後宮のトップに立ちます。

 

嫉妬と羨望、裏切りと反乱の絶えないなか、

国を守り戦う「軍人皇后・小玉」と「皇帝・文林」。

少しづつ変化する、2人の関係も気になる型破りなシンデレラストーリー。

 

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感想

 

原作は小説「紅霞後宮物語 (富士見L文庫)」である「紅霞後宮物語~小玉伝~」。

現在、9巻まで出ている漫画がとても面白かったので

少し感想を述べたいと思います。

 

 

小玉の部隊に、部下として配属された文林とは、

互いに「戦場で背中を預けるほどに信頼する関係」で、あったはずなのに、

実は文林が皇帝の血筋で、いきなり皇帝に即位することになったと知った小玉。

 

裏切られた感が拭えなかった、その3年後

「後宮に上がってほしい」と文林より頼まれます。

反発しながらも、承諾し物語は始まるのですが、

 

後宮の嫌がらせが通じない、小玉の大らかさや

気持ちが全然伝わらなくて焦れている文林に、クスッとくる場面も多く

軽く読める作品なのかと思っていたら、

 

文林に恋愛感情のない小玉が、

後宮に閉じ込められ、窮屈に感じ始めたあたりから

雰囲気が変わってきます。

 

何も言わない文林にイライラしながらも、

彼の敵の多さ、立場の危うさを知り

 

禁軍を動かせる皇后の立場から、文林の助けになるように

「私をうまく使え」と文林に伝えます。

 

そこからは、反乱を治めるために暗躍したり

軍人らしさを発揮していくのですが、

 

最愛の人を、矢面に立たせないといけない文林の葛藤とか、

変わってしまった文林を受け入れ兼ねている小玉の想いとか、

焦ったいながらも、とてもとても興味を惹かれて本を読む手が止まりませんでした。

 

 

絵柄はさっぱりと、コマ割りも見やすいので読んでいて疲れないですし

下っ端から将軍まで、叩き上がっただけあって、

主人公(小玉)の男前っぷりは、読んでいて本当に気持ちがいい!

 

小玉の周りにいる人間も、心根のいい人が多くて、(私の中での)好感度が抜群です。

それ故に、切ない展開もチラホラ…

 

基本的に、後宮の女の争いだけに、重点を置いていないので

独特のドロドロ感はあまりないですが、

 

かといって、終始サクッとサッパリと荒々しく進行するかというとそうでもなく、

きちんと女性的な部分も持ち合わせているので、乱暴な印象も受けません(9巻までの印象)。

 

現在の心境としては、ただただ、

この2人はどこへ向かっていくのかが、気になる作品で

9巻の最後はすれ違ったまま、次巻へ続く切ない展開…

先が気になりすぎて焦ったい。

 

現在進行形の作品です。

 

 

 

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