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『徒然綴り』

ゲームや読書、お絵描きを好む超インドア派が書くブログ

【時計仕掛けのアポカリプス】総評:欲しいものを手に入れるための「変化」が、周回を面白くする作品



時計仕掛けのアポカリプス

 

《思う未来》を求めてループする物語

 

 *1

ここは空のない、箱のような地下の街。

天井に灯る『魔法の火』がこの街の原動力となっている。

主人公は街で開催される『祭典』で魔法の火から種火を受け取り

街の人に配り歩く役目を担っていた。

 

祭典まであと一か月となったある日、

主人公は不思議な男性と出会い一輪のバラを譲り受けた。

その晩から、主人公は不思議な夢を見るようになり―…?

 

これは“バッドエンド”から始まる物語。 繰り返す時間の中で、少女が手にする未来は……。

開いてしまったのは“未来の箱” 主人公は繰り返す時間の中で小さな幸せを探し続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

攻略対象

 

  • ルデル・クロイツ(CV:寺島惇太)
  • リアン・イェブラム(CV:細谷佳正)
  • クアト・ヘルトリング(CV:江口拓也) 
  • ジル・ハニッシュ(CV:小野賢章)
  • ユナカ・ギースベルト(CV:野上翔)

 

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以上5名。

(公式推奨攻略順は上記順。)

 

攻略制限はジルとユナカ(詳細は攻略一覧に表示)になっていて 全てを攻略後真相へ繋がります。

 

 

スチル・システム

 

システム面は基本的に快適。

ストーリーもチャート表記になっていて、未読回収もエンド回収もやりやすいです。

 

スチルの方は、立ち絵も含めて乱れているキャラがちらほら存在します。

多少は見慣れるとはいえ、若干気になりました。

 

 

ストーリー

 

比較的丁寧に描かれている印象。

周回を考慮した物語の展開になっているので、主人公と「真実に触れていく緊張感」を共有できる内容でした。

 

ベースが「タイムループ」なので、多少の矛盾は出てきますが

全体としてはよくまとまっていると思います。

 

 

 

 

 

 

 

最後に

 

シナリオは「シャレマニ」を手がけた、雨宮うたさんということで期待はしていました。

何も知らないところから真実に迫っていく展開は、この方の得意分野なのでしょうか?

伏線が上手にはられていて、今作も面白かったです。


それぞれの攻略対象と街を守るために、主人公が時間をループしながら、

真実を知り、未来を掴みとっていく展開に

ハラハラ感といろんなドキドキがありました。

 

 

物語冒頭の主人公は「お花畑キャラ」で、気になる人は気になるだろうなと感じる満開のお花畑具合なのですが、

それは後半、ループするにつれ「変化していく主人公」との対比としてのお花畑なので、一過性のものと割り切ってお花畑を楽しみつつ、攻略対象たちの魅力を満喫してもらいたい!

 

シャレマニ同様、糖度低めのストーリー展開なのですが(何しろバッドエンドから始まるので)、その分キャラの個性が際立って

微笑ましかったりニヤけてしまったりと、思わず表情に出てしまう描写が点在しています。

 

個人比ですが、なるべく一人の時間を狙って攻略していたくらいには

高頻度でにやけていました。

 

 

そんなこのゲーム

 

  • シビアなストーリー展開を好む方
  • 頑張る主人公と状況を共有したい方
  • 立ち絵・スチルの乱れをある程度許容できる方
  • タイムループに極端なこだわりのない方

 

そんな方には、おすすめしたい作品です。

ぜひ、タイムループを駆使して真実に迫ってください☺︎

 

 

時計仕掛けのアポカリプス

時計仕掛けのアポカリプス

  • 発売日: 2021/04/22
  • メディア: Video Game
 

 

雨宮さんメインシナリオ作品の感想過去記事

 

 

 

攻略表一覧はこちら

 

 

 

 

 

 

 

公式HP

 

 

*1:HPより引用