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『徒然綴り』

ゲームや読書、お絵描きを好む超インドア派が書くブログ

【白と黒のアリス】総評:主人公を好きになれるかどうかが別れ道でした



Vita【白と黒のアリス

 

白と黒のアリス

2人の少女によって紡がれる「白」と「黒」の物語 

 

黒の世界は「血の階級」でなりたつ世界。

 

階級の頂点である「アリス(血に宿る力の名称)」は、

黒の世界をまとめる特別な力を持っていますが

使うたびに使用者を「発狂した暴君」へと誘います。

 

「アリス」を暴走させ、白の世界に追放された「女王・ルナ」、

強制的に黒の世界に連れてこられた「アリス・愛日梨(あいり)」

 

全てが違う世界で、彼女たちが選ぶ選択は…

 

 

攻略キャラ

 

「黒の物語」

  • 白うさぎ:スノウ
  • 親衛隊長:ジャック
  • 帽子屋:カノン

< 黒の物語:感想>

 

「白の物語」

  • 黒うさぎ:レイン
  • チェシャ猫:ミネット
  • 三月うさぎ:ネロ

<白の物語:感想>


以上6名。

白と黒でそれぞれ攻略キャラは違います。

どちらの世界から選んでも、

誰から選んでも攻略には支障はないかと思います。

 

物語は、それぞれのキャラによって独立していて

攻略順によってのネタバレはありませんので 、

 

気になったところから始めるのが

一番楽しめると思います。

 

 

スチル・システム

 

白も黒も、2週目以降の共通はスキップできます。

クイックセーブ・ロードはもちろん

 

次の選択肢へのジャンプもできるので、

快適に攻略できるかと思います。

 

ただ、ダウンロードバージョンは

カーソルが尋常じゃなく速くなっていて、

選択しづらかったです。

(たまに直ります…これは、今後改善されるとは思うのですが…)

 

デフォ呼びはありますが

目ぱち、口パクはありません。

 

スチルの方は、各キャラ同じ数だけ用意されていて

丁寧な感じですが

 

演出が淡々といているので、

物語を効率よく、印象深く盛り上げてくれていたような感じは

なかったです。

 

 

ストーリー

 

それぞれの主人公視点で物語は進んでいくのですが

キャラによっては、構成が雑なものがあります。

(布石の回収がなされていなかったり、展開が早急すぎて置いてけぼりだったり…)

 

ただ、全員がそういった感じではなく、

主人公と攻略対象のみに、的を絞った展開のものは

大きな違和感は感じませんでした。

 

 

 

 

 

最後に

 

このゲームを楽しめるかどうかは、

「2人の主人公を好きになれるかどうか」

あるのではないかと思います。

 

私は、白の物語の主人公が苦手だったので

攻略対象が、よっぽどの好みではない場合を除いて

少々、攻略の手が止まりました。

 

逆に、黒の物語の主人公は好ましかったので

それほど好みではないキャラでも終始、

それなりに楽しめていたと思います。

 

今回、もともとファンタジーが好きなこと、

今はもう新作を望めない

「ハートの国のアリスシリーズ」が好きなこと、

 

それを作った、クイン◯ゼさんのチームが携わったということで

この作品を手に取ったのですが、

キャラによっては、◯ゼさん色がでていたように思いました。

 

ただ、攻略後の印象としては

主人公は、ルナちゃん1人で良かった…

そして、アサギを攻略対象にして欲しかったです。

(↑両方とも、完全に私の好みの問題(笑))

 

そんなこのゲーム、

 

  • ファンタジーが好きな方
  • 少々主人公がウジウジしてても問題ない方
  • 暗い生い立ちを受け止められる心の余裕がある方

 

そんな方は、手に取ってみてもいいかもしれませんが、

何をおいても!と言うよりは

時間と、懐と、心に余裕があるときでいいかと…と思う作品です。

 

 

 

攻略一覧