『徒然綴り』

ゲームや読書を好む超インドア派が書くブログ

【カカフカカ】登場人物の想いがリアルに表現されている面白さがツボ。



カカフカカ(6) (KC KISS)

 著:石田 拓実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ

 

なんの根拠もなく「自分は特別」だと思っていた中学時代。

そこから、自分は大したことはないのだと段々と思い知らされた主人公が

 

初めての相手でもある(しかも黒歴史だと思っている中学時代の)

元彼とまさかのシェアハウスでの再会します。

 

そして、ふとしたはずみで「たたない」彼と不可思議なヒミツを共有することになって……

 

イマとカコ、ココロとカラダ、いろんなものが交錯するやっかいな大人のももいろラブストーリー。 

 

 

 

感想

 

たまたま手に取ったのですが素晴らしくシュチュエーションの描き方が私好みでした。

 

自信をなくしている主人公を取り巻く環境でごく自然に繰り広げられる「日常でのやりとり」がリアル。

少女漫画に有りがちな、「大きな出来事」等は用意されていないにも関わらず

 全然、「退屈」なんてものは感じさせない上に予想を良い意味で越えてくる展開…

アッと言う間にハマってしまいました。

 

何事にも執着を持たない元彼の感情表現が静かなのに…!

無表情なのに……!!

 

いちいち特別感があるというか…

なんだか惹かれるものがあるんですよ…。

なんなんだろう、あの魅力…

 

でも基本、「本音は謎」なので

 「特別」という言葉に期待する主人公と一緒になって、

彼の本音を探っていく感じがとても良いです。

 

思い通りにはいかない自分の人生、期待通りには進まない展開…等々

どんどん引き込まれます。

 

ただ、単行本の発売速度が遅いタイプなので

先が気になって、焦れったくって仕方ないのがたまに傷なのですが…

 

その焦れったさも、この本の面白さを物語っているのだと

自分を慰めつつ続刊待機中です。