著:河原和音
あらすじ
「小桜ののか」は、小さい頃見た 年末のカウントダウンでのカップルの姿に憧れていて、高校生になれば、自然と彼氏ができると思っていたが、できないまま12月を迎えます。
焦って、出かけた合コンで、「桐山直也」と出会い、夢見がちなところを指摘され、反発しつつも「冷静で何を考えてるかわからないけど、さりげない気遣いができる」直也に色々と相談を持ちかけ、
直也は直也で、彼氏作りに奮闘するけれど、少しずれている「ののか」のことを面白がって色々と構います。
頑張る、ののかに「素敵な彼氏」ができる日は──!?
感想
どこかズレてる主人公と、それを生暖かい目で見守る友人たち。
そして、何を考えているのか分からないけれど、 ちゃんと見ている「直也」が繰り広げ
る高校生活なんですが、
まず、彼氏を作ろうと頑張る主人公を、応援したくなります。
個人的好みなのですが、
大体において「天然」主人公の抜け具合にイラっとするのですが、
絶妙にいい子です。
そして、さりげなく手を貸す、直也が男前です。
本当、最初のほうなんて
笑顔の裏で何を考えているのか全然分からない彼なのですが、
3巻あたりからジワジワと変わってきていて魅力が増してきています。
ストーリーの方も、 ふんわりと「彼氏が欲しい」と言っていた主人公が
ちゃんと考えて精一杯行動して、玉砕しながらも一生懸命に前に進んでいく
展開が良いです。 現在6巻。
ひとつレベルアップした主人公と、 初めてのことに戸惑いながらも、 主人公の路
線に引っ張られてる直也が見所でした。 続巻が気になるところです。
2020年完結しました
*完結時Twitter*
読了。
— るー。 (@syumi_room) November 26, 2020
素敵な彼氏完結したの寂しい😔でも、どこまで行ってもピュアな感じが良かった。#薬屋のひとりごと #素敵な彼氏 #漫画 #読了 pic.twitter.com/eikUrD9WHm
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