Vita【Re:BIRTHDAY SONG~恋を唄う死神~another record】
落ちこぼれの死神候補生たちが紡ぐ恋の物語
記憶のない少女が降り立ったのは天国と地獄の境目
「冥府(ネザーワールド)」…
なりゆきで通うことになった「死神養成学校」で出会う
落ちこぼれ学級の面々と繰り広げられる
未練と選択の恋物語。
攻略キャラ
- カイリ(CV:福山潤)
- ヨル(CV:前野智昭)
- シュン(CV:近藤孝行)
- アメ(CV:松岡禎丞)
- ナミ(CV:諏訪部順一)
以上5名。
(個々のキャラの感想は下記の記事にサックリまとめています。 )
攻略順は、ナミ以外は制限はかかっていませんが
アメはナミへの布石が他よりも明確に散りばめられているので
この2名を後に回しておいて
一番好きなキャラを初っ端に持ってくることをお勧めしたいです。
それが一番楽しめるかと( ^ω^ )♪
(私は「ヨル→シュン→カイリ→アメ→ナミ」でしましたがネタバレ的にも特に問題ありませんでした。)
システム・スチル
スキップの機能が優秀だと思います。
個別に入っても、重なる部分はきちんとスキップできるので
「面倒」だと感じることは少なかったです。
スチルは、少し構図が単調かな?と感じる部分はありましたが
さといさんらしいフワッと可愛らしくも素敵なものが多かったと思います。
ストーリー
死神養成学校に通う1年間をベースに、各々と交流を持って行きます。
「ペア」を組む相手が決まるまでが共通で、その後個別なのですが
行事等は全員同じところを通っていく割には金太郎飴感は少ないです。
ENDはBADを含めて、1人3種類、
分岐の選択はそんなに難しくはありませんでした。
最後に
PCで発売されていた時から気になっていたこのゲーム。
設定が「未練を持って死んだ人間の行くところ」から始まるので
切なくなるのは100も承知で始めたのですが
思いの外前半は、謎を持って明るく始まります。
それはもう「おバカさんだけど、明るく前向きな主人公」が走り回って頑張ってますが
後半は、個々の「未練」が紐解かれて 徐々にクライマックスへと向かっていきます。
その辺りからが、私には切なさの本番でしたが
号泣するほどではありませんでした。
ボリューム的にサックリとしているので、ほんのり涙ぐむ程度のあっさり風味。
ただ、個々のボリュームや印象もさることながら
このゲームは「全員攻略で1作品」です。
ルートによって主人公の印象も変わって、好みが分かれそうではあるのですが
「全員」で「1作品」です。(大切なので2度言います(笑))
…最後の「全てを取り戻すことになる」ナミのルートはちょっと、
他4名が気の毒だった気もしますが…
(その模様は是非、お手にとってご確認下さい←)
少し長めに作られた、After storyを含め楽しめました。
そんなこのゲームは
- 切ない物語をやりたい気分の方
- サックリ楽しみたい方
- ファンタジーが好みの方
- お父さんの愛に包まれたい方
そんな方にはオススメの作品かと思います。
攻略はこちら