Vita【薔薇に隠されしヴェリテ】
「とにかく一人で悩むなよ。話だけならなんだって聞いてやるからさ」
ダントン(CV:うすいたかやす)
フランスの弁護士。
とにかくノリ重視勢い重視で周りをぐいぐいひっぱるタイプ。
何も考えていないようだが「自分のやり方」には拘る所がある。
明るく開放的で人情に篤く情に脆い。
ロベスピエールと知り合いで、放っておけないと思っている。
感想:いろいろ「ダメ男」でした
身代わり終了後のパリで困っていたところ助けられ交流が始まります。
最初から主人公に好意的な上に従来の面倒見の良さが加わって常によくしてくれる彼は
志を持ってはいますがどこか受け身で
「しなければいけない事」よりも「したいと思う事」を優先するところがあって
それによって辿る道がブレて迷い続けています。
そんな彼に結婚を申し込まれる主人公ですが
結婚がゴールだと思ってる節のあるダントンに気持ちがついて行かずに
「好きだけど…結婚するほど?」と迷い続けていて
そうしてる内に革命は進みロベスピエールとの差が出だした頃から
彼の迷いが大きくなっていき…
と展開していくわけなのですがノリと勢いで耳障りの良い事を言う割には
中身が追いついてないダメ男っぷりを要所要所で発揮してきます。
いやほんと…「もっと頑張れよ!」と何度思った事か(笑)
彼は、主人公と同じくらい燻っていて何やってんだかな〜な2人でした。
いろいろ考えるところはあるんだろうなとは思うけれど比較対象が
同じ市民であるロベスピエールになるだけに彼の優柔不断さが目につきました。
そして一番納得がいかなかったのは
このルートでランバールさんが亡くなった経緯を聞いた時の主人公の態度。
そこそこよくしてもらって、助けてもらった相手なのにダントンとの事も
相談してたりしてたのに、しばらく会ってなかったってだけで
ダントンを責めるエルザに
「私はしばらく会ってなかったから、会えていたあなた(エルザ)が羨ましい」
的な事を言っていて何言ってんだ?こいつは…(°_°)と目が点になりました。
え?「エルザはランバールさんが殺されたのはダントンのせいだと言っているけど、
それでも会えてただけマシじゃない」的な?
と穿(うが)った深読みをして一人モヤモヤしていた私です。
何といいますか…ここに至るまでに
個人的にダメな大人は嫌いではありませんが
それは基本がきっちりと出来てる上でのダメっぷりに萌えるのであって
ただただ甘えた事を言ってるのはちょっと…
というところに、それに見合った主人公が重ねられて
その上にロベスピエールとほぼほぼ同じ展開なのにスキップが効かない事が重なって…ササクレだっていたところに
上記シーンだったのでもう、「輩モード」に突入…(笑)
という事で久々(?)に辛口の感想になってしまったダントンルートでした。
攻略はこちら
*1:HPより引用