Vita【薔薇に隠されしヴェリテ】
「言っておくが私は結婚には興味がない。」
ルイ16世(CV:白井悠介)
フランス王太子であり、後のフランス国王。
何事にも動じず、無関心で無感動な人。
王太子になったものの、
自分には不向きだと思っており、全てにおいて達観している。
感想:「障害と犠牲」でした
アントワネットがフランスへと嫁ぐ際に病気になり
身代わりとなることで出会い少しずつ交流をしていって展開していくのですが
身分の差がありすぎて恋物語的にはスローな展開ではありました。
史実を追いつつ主人公を絡めて展開される内容は丁寧に描かれていて
良かったとは思うのですが…
見事にアントワネット、悪者ですね。
民衆目線のアントワネットというかちょっと不憫なくらいでした。
でも、彼女に悪者になりきってもらわないと
主人公とルイも展開してはいかないだろうし…
コレはコレで有りなんだろうな…といった印象。
そして、史実で言えばもう悲恋しかないルイ16世をどうハッピーエンドに導くのか…
と興味津々で進めていたのですが、
民衆の暴動からラストにかけて…いや〜シュールな展開でした。
途中までこれBADだろう…と正直思いながら攻略していたら
ハッピーエンドの流れだったことにビックリする程度にはハラハラで
その持っていき方も結構力技です。
「あ〜…成る程。そうなるよね〜…」的な心情にはなりました。
とりあえずルイの攻略を終えての印象としては
主人公の後ろ向きさに若干「ん?」と思うところはあったにせよ
大きな矛盾を感じることもなく攻略できたと思います。
まだ、謎を残した部分、
攻略キャラ達の立場(民衆・貴族・王族)上の想い等々を追いながら
ルイルートでは悪者にしか見えなかったキャラ達がどんな感じなのかも含め
次は興津さんの「フェルゼン伯爵」行ってみようかと思います。
攻略はこちら
*1:HP引用