NSW【Cendrillion palikA】
綸燈[リンドウ]=ウェステリア(CV:興津和幸)
透京の住人。時計塔の番人をしている。
物腰柔らかな、女性に優しい紳士。
常に穏やかな笑みをたたえている、どこか掴めない青年。
感想
攻略制限キャラ。
(以下、ネタバレを含みます)
物腰が柔らかくて、ちょっとズレたところのあるリンドウさんは、
「時計塔の番人」でもあります。
手っ取り早く主人公は協力をもうしでることで、交流を重ねていくのですが、
リンドウが協力を快諾したのは
呪いに深く関わっている人物との相談の上でのことでした。
そんな裏のあるリンドウは、主人公との仲を深めるにつれ、
自分の「歪み」をまるごと受け入れてくれそうな主人公が欲しくなっていきます。
徐々に、徐々に「歪み」に慣らしていくつもりだったリンドウですが
偶然にも一気に真実をしってしまった主人公は
あまりの衝撃に記憶喪失に…
そこから、彼の歪みの原因、立ち位置が明らかにされていく訳なのですが
思ったより平和な内容だったように思います。
他ルートで、「悪」の色が濃いかっただけに
もっと病んでるものなのかと勝手に思っていたのもあるのですが、
すんなりと進んで、すんなりと終了してしまった印象。
少年時代、周りに恵まれず
甘える場所さえなく、立ち続けなくてはいけない状況はとても不憫だと思うし、
それが歪みにつながって、
ガラスの呪いに依存してしまうのも理解できます。
ただ、ルート全体を通して平和な表現方法が際立っていたのもあって
「耐え切れない辛さ」とか「不快な歪み」みたいなものが
あんまり印象として残らなかったように思います。
興津さんのイケボを、ただただ満喫していたら
ハッピーエンドを迎えていて
甘えん坊なリンドウがそこにいた…みたいな。
「あっさり風味の歪み」 だったリンドウルートでした。
攻略表