Vita【ピオフィオーレの晩鐘】
楊(CV:岡本信彦)
【老鼠(ラオシュー)】と名乗り、組織化している中国人集団の首領。
常に薄ら笑いを浮かべている感情の読めない謎の多い男。
相手の感情を逆なでするのが趣味。
『楊』は通り名であり、誰も本当の名を知らない。
気分屋で刹那主義。自身の享楽の為なら他の誰の犠牲も厭わない。
感想:本能に従順で初っ端から萌える
一番危険な人物と称される、【老鼠(ラオシュー)】首領。
主人公は、【老鼠(ラオシュー)】による誘拐で彼らの拠点に連れてこられ、
逃げ回り追い詰められた先にいた、楊(ヤン)と出会います。
そして、本能のままに行動する楊に、
追い詰められ、翻弄されながらも交流を持っていくのですが、
物語に勢いがありました。
ダンテの次に攻略したので余計かもしれませんが
いろんな意味で展開が早く飽きません。
BESTからBADまで個人的にはとても好ましいものでした。
何しろ、自分の中に生まれる「優しい感情」を理解できない楊が、
変わっていく速度が、ちょうどいい!
これは、とてもポイントが高かったです。
キャラがブレないといいますか、
どのルートでも、ちゃんと「楊」が機能してるというか、
活きているので違和感がない。
そして、そのちょうど良さが、
楊を更に魅力的に魅せてくれます。
久しぶりに「夜更かししてでも攻略したい」と思える内容でした。
ただ、暴力的なシーンが多いので
その辺りが苦手な人には、
ちょっとしんどくなる部分があるかもしれませんが
そこも含めて、私の脳内にある「なんちゃって中国マフィアのイメージ」が、
分かりやすく表現されていて、
主人公の置かれた環境、立場、楊の気質等々が
イメージしやすかったです。
要は、
楊最高、ほんと好き♡
ということでしょうか。
とても楽しませてもらった楊ルートでした。
- 出版社/メーカー: アイディアファクトリー
- 発売日: 2018/08/30
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログを見る
攻略はこちら