【Un:BIRTHDAY SONG~愛を唄う死神~another record 】感想:俺様死神「ゼン」&毒舌死神「リッカ」
Vita【Un:BIRTHDAY SONG~愛を唄う死神~another record】
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ゼン(CV:日野聡)
「ほら、さっさとその命よこせ。俺様があの世に送ってやるから、感謝しろよ?」
唯我独尊を地でいく青年。 俺様気質で、自分に確固たる自信があり、
自分よりも優れている死神はいないと本気で思っている。
実際、死神としての能力は優れているものの、
変なところでドジを踏んでしまう事も……。
ゼンのミスの尻拭いはすべてパートナーであるリッカが行っている。
特別補習組のメンバーをからかいに、死神養成学校へよく遊びに行く
感想
登場から傍若無人で、威圧的で、粗暴な印象を受けるゼンですが、
人となりに触れるにつれ、彼の俺様なだけではないギャップが見えてきて
個人的には、そのギャップの部分が好ましかったです。
お話の展開も、緻密に練られた展開ではないにしろ
(これでもかってくらいに)2人の関係性やその他の登場人物の関係性が
絡まり合って、もつれ合って、それなりに拗らせていて
1人目の攻略対象ということもあって、
死にゆく少女と死神の恋が、どう纏められるのか …と
そこそこにドキドキしながら攻略できました。
攻略後の後味も悪くなく、
希望のある纏められ方だったのではないかと思います。
なんだかんだと偉そうなゼンですが、きちんと可愛らしさが表現されていて
彼のあの子供っぽさは、微笑ましくて私は好きです。
バカップル万歳です。
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リッカ(CV:立花慎之介)
「大人しくあの世に逝ったらどうです?生きていたって良いことはないでしょう?」
ゼンのパートナーである死神で、普段は無口だが、口を開けば相当な毒舌家。
あまり感情を出す事はないが、ゼンとはよく口ゲンカをしている。
死神の仕事に関しては冷静かつ着実にこなすため、
仕事の精度は高く、死神界での評価は高い。
ゼンが起こした揉め事の後始末を、裏でこっそり行っている。
誰よりも冷めた考えを持っており、
現世の魂はすべて地獄に送ってしまえばいいと思っている。
感想
冷たい物言いと、雰囲気でミステリアスなリッカ。
彼とのお話はどこかモヤモヤがぬぐいきれないところがあります。
ゼンよりも密に主人公と絡まり合っていて、
その関係性が原因かな?とは思うのですが…素直に受け入れにくい。
「魂」として考えれば全然あるんだろうけど
ちょっと抵抗がありました。
でも、スチルとラストの展開は良かった!
涙するまではいかなかったんですが、切ない展開に胸キュン(←)です。
ただ、もう少し着地点に救いに救いが欲しかったかなぁ
リッカがお気の毒だし、かと言って主人公の手放しでは受け入れられない
気持ちもわかるし…
と、個人的には消化不良を起こしました。
冷たい毒舌リッカが見せる、一途さや甘さは
とても良かっただけに
あと、小さじ一杯でも救いがあれば…!と地団駄です。
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