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『徒然綴り』

ゲームや読書、お絵描きを好む超インドア派が書くブログ

【蝶々事件ラブソディック】総評:よくもわるくもオトメイトさん色あふれる作品



Vita【蝶々事件ラブソディック

蝶々事件ラブソディック

《 り 》は“彼ら”を魅了し狂惑させる

 

昭和五年 横濱――。

大戦後、軍国主義の風潮が影を落とすなか

 

身寄りのない主人公は希望を胸に

異国情緒溢れる横濱に降り立つ。

 

そこで知る、自身も知らぬ密やかなる《香り》の秘密は

主人公を否応無しに非日常に誘う。

 

 

 

攻略キャラ

 

  • 孤射堂 遙
  • 神藤 将成
  • シドニー・ワトキンス
  • 源 イ織
  • 神藤 理智

 

以上5名。

攻略制限があり初期攻略は「孤射堂遙」「神藤将成」。

その後「源イ織」「シドニー・ワトキンス」、最後に「神藤理智」です。

 

攻略順は、解放される2名はどちらが先でも支障はないかと思うので

好みのキャラから進める形でいいかと思います。

 

 

システム・スチル

 

攻略するにあたっての利便性は通常仕様。

ただ、今回は初?選択肢スキップがついていたのは良かった。

 

スチルの方は、枚数は各攻略キャラでそれなりに用意されているのですが

全体的にムラがあります。

(非徒の立ち絵に関しては、適当すぎ…)

 

 

ストーリー

 

主人公の秘密が段々と明らかになっていくように

構成されてはいますが…

少々、ご都合主義な所、作中に「あぁ…」とか「……っ!」等々の

表現が多いことが気になりました。

 

 

 

 

最後に

 

個人的には、共通から初期攻略の2名の時の主人公がダメでした。

 

やたらと、男性恐怖症を強調してくるわりには

初対面の男性に無警戒ですし、

 

男性は怖いと言いつつ、全然怖がってない行動の連続で…

そのチグハグさに、萎えて仕方がなかったです。

 

中半2人の時の主人公は、前半とは違い

男性恐怖症という設定が、比較的曖昧になっていることや

(突き詰めれば、それもどうかと思うのですが…)

 

ベー様、つぐつぐの演技もあって

キャラ、ストーリーを、違和感に大きく邪魔されることなく

楽しむことができたと思います。

 

が、最後、ラスボスのひねりが

もう少し欲しかったように思いました。

 

せっかくのミステリーなのに、

単調で先が読みやすい分、ハラハラ感はなかったです。

 

 

総合的に、キャラによって、完成度に差があったり、

思わせぶりに設定を強調しているのに、活かしきれてなかったり

少々不完全燃焼だったことは否めません。

 

漫画であったり、他コンテンツで補われている所があるようですが

「完成されたゲーム」として購入しているのに、

他コンテンツで補わないと、「良さ」がわからないというのもどうかと思います。

 

…………と、

期待していた分、辛口のコメントになってはいますが

 

イ織、シドのルートの展開は楽しめましたし、

個々に用意されている、2曲ずつのEND曲は

物語をうまく反映していて、とても良かったと思います。

特にBADの方は、個人的にはとても好ましいものが多かったです。

 

 

そんなこの作品

 

  • 血なまぐさい表現が大丈夫な方
  • 特別感を味わいたい方
  • 主人公にゲームの優劣を左右されない方

 

そんな方は、そこそこに楽しめるのではないかと思います。

  

 

蝶々事件ラブソディック

蝶々事件ラブソディック

 

 

 

 

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