Vita【大正×対称アリス all in one】
魔法使いは魔法使いであって他の何物でもないのさ
魔法使い(CV:羽多野渉)
各物語に現れる謎の青年。
会う度に違った印象をみせながら
ひとつの目標に向かって動いているらしい。
※以下ネタバレあり
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感想:どちらも「切ない片想い」
白雪攻略後解放される「魔法使い」。
「全ての物語」を知っていて「全ての物語」の結末を見守って、導いてきた
彼の本ルートはこれまでの趣向とは違う
「5人の婚約者(シンデレラ、白雪、赤ずきん、かぐや、グレーテル)から
期日までに誰か一人を選ばなければ殺される」
というような脅迫状を受け取った
主人公が事件解決を求めた「探偵」として現れ
各婚約者の「過去の痛み」を正しく理解していくことで
犯人の目星をつけていく…
そんな流れの中行動を共にしていきます。
なんといいますか薄々分かってはいましたが
彼が一番お気の毒です。
愛した女性に「私に全てを捧げて、利用されてちょうだい」と言われて
報われることのない想いを胸に
自ら「万能の駒」として忠実に動いているわけですから
切なくないわけがないです。
ただそれでも、
主人公は魔法使いに恋をします。
その向き合わないベクトルをどう折り合いをつけていくのか…
どんな結果を導き出すのか…
魔法使いはどうなるのか…
白雪以上に真相を知っている彼が本当はどう感じているのか…
障害ありきの恋愛と布石の回収
そのあたりが大好物の私としては
先が非常に気になって、どんどん進めた魔法使いルートでした。
ほぼこの辺りで各キャラクターがどういう立ち位置で、
- 何故、この物語が始まったのか
- 何故、彼らは傷を抱えているのか
- 何故、魔法使いは、魔法使いなのか
物語の真相が見えます。
ただ、それは魔法使い視点のもの。
更にそこから「深層の真相」であるepilogueへと
進んでいくわけなのですが
続きは「感想・アリス」で…
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