【黒蝶のサイケデリカ】総評・いちいち感動させられた作品でした。
Vita【黒蝶のサイケデリカ】
その館にあるものは希望か絶望か。
深く深く墜ちていく中、聞こえるのは雨の音。
そして、何かの鳴き声。
目を覚ますと少女は洋館の中にいた。
混乱する少女に得体のしれない醜悪な化け物が襲いかかる。
少女は化け物から逃げ惑いながら考える。
ここは一体どこなのか?
そもそも――自分は誰なのか?
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感想:目新しい感じも相まって
『普通の乙女ゲームじゃないよ』
『ネタバレを見ないでやって!』
とサイケデリカを攻略した人たちのアドバイスを聞いて
頑なにネタバレや感想を目にしないようにして始めたこのゲーム。
何もわからないところから始まって
徐々に謎が解けていく形は映画とかでもよくある形だけれど
謎の解かれ方が斬新でした。
チャート形式で解放されていくルートとショートエピソードで
内容を知っていく形は「主人公と一緒に記憶を取り戻していく」感じを体験できて良かった…!
個別ルートの感想を書くのはなんとなく難しくて
登場人物みんながいて一つの話というか・・・
ありきたりな展開なはずのルートなのに
いろんなものが絡まり合って形成されるお話は
読み進めるごとに感情移入してしまうので涙を誘われてしまいました( ;´Д`)
BESTENDもいいけどちょっと病んだようなENDのほうが
深かったかな〜と思います♪
ただ、幼少期のエピソードに出てくる主人公の声が
私には合わなかった〜・・・
リアルタイムの主人公のVOICEは消せるのに
思い出のところは消せないので悩まされました。
聞くたびにイライラが増してきたので
幼少期は消音で進める始末・・・
それさえなければ最高に面白いゲームでした♡
- ファンタジーが好きな方
- 謎を追っていくのが好きな方
- 少し物悲しいお話が好きな方
おすすめです( ^ω^ )
続編「灰鷹」 感想はこちら