Vita【悠久のティアブレイド -Fragments of Memory-】
前作を上回る壮大な歴史
前作【悠久のティアブレイド -Lost Chronicle-k】のFD(ファンディスク)です。
【前作感想はこちら】
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攻略キャラ
前作攻略対象
- シュド
- アタルヴァ
- ヤジュル
- ロウ
- クレイドル・大人
- クレイドル・子供
の、個別のアフターストーリーが楽しめます。
それに加え、前作の物語を含めた
全ての始まりから、気の遠くなるような長い長い先の未来までを
ショートストーリーで堪能できます。
システム・スチル
システム面は快適で
特にもっさり感はありませんでした。
スチルも、前作に引き続き丁寧かつ綺麗です。
驚くべきは、その数、差分も込みですがとても多いので
そこそこに臨場感を味わえるかと思います。
ストーリー
アフターストーリー以外は
全てショートストーリーで構成されています。
それを年表に載せて
前後関係を確認しながら進めていく…といった感じです。
最後に
物語的には良くできていると思います。
前作の穴を埋めるべく、ストーリーが展開されるので、
舞台である「ネオスフィア」だけでなく
- 「ナノマシン」全盛期の黄金時代
- 「ナノマシン」が暴走した原因
- 先人たち視点の物語
- ハッピーエンド後の彼らとの関係
…等々、丁寧に描かれているので
前作の世界観に厚みが出たと感じましたし
キャラのブレもなく、
シュドのルートの、主人公の髪の長さ以外に
大きな矛盾を感じることもなく
進めることができたと
個人的には思っています。
ただ一点。言わせて貰えば
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『これを【ゲーム】と呼んでいいのか!?』
ということ。
始まりから、終わりまで…!
おはようから、おやすみまで…!!
選択肢がひとっつも出てこない!!!
ただただ、ストーリーを追っていくのみ…
私は「ゲーム」を購入したつもりでしたが
蓋を開けてみれば
決まった物語を読まされるのみ。
いや、正直物語は面白いですが、
根本的におかしくないですか?
物語を読みたいなら本を読みますし
声優さんの声を楽しみたいならシュチュCDを聞いてる方が楽しめます。
何が悲しくて、一切の選択肢を与えられずに
Vitaのボタンを押し続けなくてはならないのか…
正直こういう形をとるなら
「女性向け恋愛アドベンチャーゲーム」と謳わないでいただきたかった。
というのがこのゲームの評価です。
中身がいいだけに、本当に本当に残念でした。
というこの作品
- 前作を楽しめた方
- だただた、物語の空白部分を知りたい方
であれば、手に取ってみても良いかと思います。
最後否定的な評価にはなっていますが、
物語としては楽しめる内容なので
「ゲーム性はない」と納得した上であれば
楽しめると思います。
悠久のティアブレイド -Fragments of Memory-
- 出版社/メーカー: アイディアファクトリー
- 発売日: 2017/10/05
- メディア: Video Game
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