Vita【ニル・アドミラリの天秤 クロユリ炎陽譚】
僕の一番大切なものを、思いつく限りの方法で愛でたいだけなんだよ
汀 紫鶴(CV:鈴木健一)
切ない恋愛もので人気を博している作家。
師の草稿を所持している疑いが晴れた後もフクロウのアパートで暮らしている。
紫鶴ルートでは主人公の恋人。
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感想:繊細でズルい大人の本音
前作は、彼の放つ「綺麗な口説き文句」が
どこか上滑りしていたような印象と、
物語の展開の波が弱く、少々物足りなさを感じていたのですが
今回は、大人の寛容さとズルさ、
物書きらしい言葉のチョイスはそのままに
彼の言葉や態度に「本音」が
見え隠れしていて良かったと思います。
ただ、2人の恋愛模様以外は
ちょっと展開があっさり風味。
いろんな要素が少しづつ詰め込まれていて
どれもが、突き詰めた感がなかったというか…
日常、ありそうな展開ではあるのですが、
だからこそ物足りないというか…
その辺りが、少々残念といえば残念でした。
でも、飄々とした大人の男性の、
ふとしたヤキモチとか、甘やかしは
とてもとても良い感じで
そこをもっと深く、
大いにこじれさせて欲しかった…!
と、感じた紫鶴ルートでした。
攻略一覧はこちら
*1:HPより引用