Vita【白と黒のアリス】
攻略対象は「スノウ」「ジャック」「カノン」
あらすじ
黒の世界は「血の階級」でなりたつ世界。
階級の頂点である「アリス(血に宿る力の名称)」は、
黒の世界をまとめる特別な力を持っていますが
使うたびに使用者を「発狂した暴君」へと誘います。
生まれた時から女王として教育された「ルナ」は
世界をまとめるために酷使した「アリス」を暴走させ
その影響で、黒の世界の治安を乱してしまい
側近である双子のうさぎたちに、
対の世界である「白の世界」へと追いやられることに…
黒の世界を司る女王:「ルナ」
特別な血「アリス」を持つ女王。
基本的に女王気質なので、
上から目線で、偉そうで、わがままで、自分勝手だったりしますが
妙に素直なところや、世間知らずでワタワタしてるところがあって
憎めない感じでした。
只々、突然「白の世界」に追いやられたことに戸惑いながらも
気丈に振る舞おうとしていて、応援したくなります。
そんな、彼女を守るためだったり、お世話するためだったり、見張るためだったりで
白の世界に来たのが攻略対象たち。
以下、彼らの感想をざっくりと…
白うさぎ:スノウ(CV:増田俊樹)
過保護な側近
ルナが幼い時からの側近の片割れ。
ルナの身の回りのことから全てをお世話しています。
白の世界に来てからは特に甲斐甲斐しく全てをこなし
人当たりのいい、気遣いを常に身にまとう彼を
ルナも頼りにし、更なる信頼を寄せて行きます。
ただ彼には、ルナに言えない大きな秘密が…
と進んでいく彼とのストーリー。
真面目で、常に冷静で穏やかな彼が、意外と子供っぽくヤキモチを焼いてみたり
過保護具合がどんどんエスカレートしていったり、
ギャップが楽しかったです。
ラストの展開も、この2人の関係性がよく出ていて
「スノウ&ルナ」らしさが表現されていたと思います。
ただ、もうちょっと色々と拗れても良かったかも…
懐が深すぎて、物分かりが良すぎる点がちょっと物足りなかったような気もする
スノウでした。
親衛隊長:ジャック(CV:興津和幸)
口下手な守護霊
ルナが好きすぎて、超挙動不審な親衛隊長。
ナイトの階級は最後尾のテイルエンドのジャックは
全てが階級で分けられる、黒の世界ではめずらしく
「実力」で今の地位を得た努力の人でもあります。
そんな彼とのお話は、もう、
度を越した挙動不審さと、女王至上主義加減が
笑いと涙を誘いましたし、
いつもオドオドとルナを立てる彼が、ふとした会話で
ヤキモチを焼くところ等は、とても萌えました。
彼の愚直なまでの一途さと、気の弱さは、
本当に可愛らしかったです♡
帽子屋:カノン(CV:花江夏樹)
ツンデレな裁縫部部長
出会った時から、辛辣な言葉を投げかけてくるカノン。
家庭科の裁縫で、壊滅的な不器用さを発揮するルナを見てられなくて
手伝うことから2人の関係性は変わっていきます。
このルートでは、どこまでも追いつめられる「ルナ」と
究極の選択を迫られる「カノン」のやりとりが良かった…!
唯一、城に関係ない「帽子屋」との恋に
ハラハラ、ドキドキ。
妙に素直なところのあるツンデレなカノン
とても楽しめました。
まとめ
全体的に、追いやられた「女王」を中心に進んでいくので、
立場上、遠慮のないツッコミが飛び交っていたりして
キャラ同士のワチャワチャ感が楽しかったです。
強気で癖のある主人公ですが、
諦めず頑張る姿勢も、反省する姿勢も好感が持てたので
攻略対象が、ルナのために頑張る姿にも納得がいったように思います。
各攻略対象のストーリーに被るところもなく
飽きずに攻略できた黒の世界でした。
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