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『徒然綴り』

ゲームや読書、お絵描きを好む超インドア派が書くブログ

【薔薇に隠されしヴェリテ】総評・身分と時代の流れに翻弄される物語



Vita【薔薇に隠されしヴェリテ】 

代わり翻弄ラブストーリー

 

オーストリア皇女アントーニアに仕える召使い、リーゼ。

外の世界を殆ど知る事なく育った

彼女の運命が変わった……5月16日。

 

高熱を出して倒れたマリー・アントワネットに代わり

「身代わりの薬」を使ってマリー・アントワネットに成りすます事になります。

 

動乱のフランスを駆け抜けるリーゼの迎える結末は…

 

 

攻略キャラ

 

ルイ16世

フェルゼン伯爵

ラファイエット侯爵

ロベスピエール

ダントン

上記5名を攻略後解放される

◎隠しキャラ

 

以上6名(個々の感想は名前をclick)です。

 

攻略順は特にないかと思いますので

「気になるキャラから!」というのがオススメかと(*^_^*)

 

 

システム・スチル

 

スチルは各キャラ16枚(内1枚は後日談)。

絵柄は好みが分かれるところだと思いますが物語には合ってるかと思います。

 

デフォ呼びはありです。

共通での既読ストーリーはごっそりスキップは出来たり

クイックセーブがあったりと便利なのですがロードが遅いこと

既読スキップができても、そもそもの数が多いことで手間に感じました。

 

個別での共通部分も(歴史的な流れが同じなので)結構あるのですが

それがスキップ対応してないのでちょっとじれったいのもあって

全体的にシステム面はモッサリな印象でした。

 

 

ストーリー

 

作業部分については特別に悩むこともなく、自然に回収していける感じだったので

思っていたよりも苦に感じることはなかったです。

(同社作品、華ヤカに比べての個人的な印象です)

 

ストーリーは共通4章で各キャラの好感度を上げつつ

個別10章で展開していく感じです。

大まかな流れはフランスに嫁ぐところから革命あたりまでを軸に展開されます。

 

さっくり攻略することもできますが個別を攻略していくごとに

シナリオが解放されていく部分があるので

「常に最初から」の攻略がオススメです(詳細は攻略一覧に記載)。

 

全体的に糖度は低め。

歴史的な流れが強調されている印象でした。

 

史実的には要点は表現されていますが端折られている部分も多く

この時代が好きな人には少々物足りなさを感じるものが有るかもしれません。

 

 

 

 

 

最後に

 

個人的な攻略後の感想としては「退屈さを感じた」というのが正直なところです。

 

共通するシナリオが多く、回を重ねるごとにその部分に飽きがくるのですが

それをスキップ出来ないもどかしさが面倒くささに変わって疲れてきてしまって

もともと恋愛的な展開に大きな波のない個別の流れが頭に入ってこなかった…

 

といったところでしょうか f^_^;

1周目を終えると、大体流れがつかめてしまうので

個別での驚きが回を重ねるごとになくなっていったように思います。

 

隠しキャラで大どんでん返しでもあるのかと最後まで頑張ってはみましたが

視点が変わって少し新鮮さは出ましたが、個人的には消化不良でした。

 

何より、もともと後ろ向きな主人公が

個別に入ると輪をかけてウジウジしだすうえにブレブレの言動があったりしたのも

物語りに入り込めなかった要因かもしれません。

(あくまで、私の個人的な好みですけど…)

 

ただ、物語りとしてはボリュームはあります。

初回攻略に関しては、じっくりと展開される物語りを

1日で攻略することが難しいくらいにはボリューミーでした。

 

といったこのゲーム

 

  • とにかくボリュームのあるゲームをしたい!という方
  • どこかもの悲しい物語りが好き。という方
  • 作業があっても大丈夫よ〜という方
  • そこそこ虐げられるのは好みだわ♪という方
  • 主人公がウジウジしてる?そんなの問題ない!という方

 

多少人を選ぶゲームだということを念頭に

そんな方は手に取ってみてもいいかもしれません( ^ω^ )

 

 

 

攻略はこちら