【ニル・アドミラリの天秤】総評:鳥籠から出た少女の物語
Vita【ニル・アドミラリの天秤 帝都幻惑綺譚 】
嫉妬、憎悪、侮蔑、憐憫── そして愛。辿り着くのは真実か、それとも───。
15年で終幕せずに25の年を重ねた大正時代が舞台の物語。
傾きかけた家を守るために主人公は名も知らぬ男との結婚を決意します。
その矢先、弟が古い本を手にしたまま謎の焼身自殺騒動を起こし
そのショックで【稀モノ】が纏う【アウラ】が見えるようになった主人公と
稀モノを扱う【帝国図書情報資産管理局】通称【フクロウ】
嫉妬、憎悪、侮蔑、憐憫───そして愛。
少女を待ち受けていたのは、幾つもの裏切りが妖しくちりばめられた帝都の闇。
その中で翻弄され、揺らぎうつろう彼女が辿り着くのは
真実か、それとも───。
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攻略キャラ
以上6(+1)名(各キャラ感想は記事をclickで)。
公式推奨攻略順は
【昌吾→翡翠→滉→紫鶴→累→隼人】
この通りに攻略しましたがコレで良かったように思います。
少しづつ謎が明らかになって
布石を拾いつつ物語の真相に近づいていく感じでしたし
お話のテンポや場面が変わっていく過程も調度良く感じました。
大きなネタバレは攻略制限がかかってるので、いきなりドーンとは行きませんが
初期攻略4名の中の「滉」から行くのはお勧めしません。
彼も結構真相よりのネタバレを含んでいるので
3番目、もしくは4番目でやったほうが楽しめるかと思います。
システム・スチル
スチルの方は各キャラ差分も含めて20枚前後あって
物語を盛り上げてくれる内容だったように思いました。
システム面でも何の問題もなく進めていけたと思います。
ストーリー
1度攻略してしまうと共通部分をゴッソリ丸っと飛ばしても攻略出来てしまう
ところに若干の物足りなさを感じました。
(2人目からはお話が半分になる感じで…)
前向きに考えれば、すぐに個別に入れてサクッと行けるし楽チンかなとも思いますが
せっかくの選択肢ですし、もう少し個別ルートに絡めた流れにしてあったほうが
攻略のしがいは有ったかなと感じました。
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最後に
「オ楽シミ」に短編が30ほどあるのですが、
サブキャラは「手記」という形で文字を朗読するものが1編、
メインキャラたちは「後日談」「自己紹介」「手記」と各1編あって
これは攻略ごとに読むべきか、ゴッソリ纏めて読むべきか…
と個人的には思っていたのですがどっちでも良かったです(笑)
フルコンプでの全体的な纏まりとしては個人的にはすごく良かったと思います。
いろんな布石がちりばめられてる中
最後にきっちり回収してきたな〜♡といった印象です( ´ ▽ ` )
そして、サブキャラが素敵でした。
特に杙那(くいな)!彼を攻略したかった!
それだけが心残りです(笑)
そんなこのゲーム
- さっくりと謎を追いかけたい方
- 超能力的なシュチュエーションが好きな方
- イケメンに囲まれた職場で働きたい方
- やっぱり王道が好きという方
- 絡まり合う人間関係が好きな方
そんな方は是非、萌え補給に選んでみてはいかがでしょう?
良い作品だと思います♪
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