Vita【もし、この世界に神様がいるとするならば。】
かわんねーな、オレもオマエも。あん時みたいに、キスしてやるよ……
弓倉 ネジ(CV:浪川大輔)
陸上に精を出している真っ直ぐなおバカキャラ。
おバカだからこそ、シンプルなものの考えをします。
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感想
煮詰まった時、落ちこんだ時彼の明るさや考え方に、
周りはかなり助けられ、主人公も例に漏れずに元気をもらいます。
そんな彼との恋愛は、
トラウマによって、どうしても逃げ腰の彼を
全力で守ろうとする主人公と
それを受けて、全力で主人公を守ろうとすることで
成長していくネジ…的な感じでした。
このルートではネジの過去はもちろんですが、
主人公の過去(兄との関係性等)も出てきます。
(以下ちょっとネタバレ、辛口気味なので気になる方は戻ってくださいね)
主人公の過去は、
「女性、血の繋がらない妹溺愛の兄、トラウマ」のキーワードで
想像できるものです。
ただ、10歳であること、その上更に…という所もあって
「おいおい…」という感じのモノでした。
ただ、重い設定(きっと受け付けない人もいるだろう設定)の割に
それを乗り切るシーンが「簡潔すぎる…」印象。
ただただ、重い設定にしとけばいいだろう的な展開で
「え?それでいけちゃうの?本当に?」「そんなに軽いモノ??」と
気持ち的に燻っていたので
クライマックスなのに…
盛り上がるところなのに!
ネジの言葉にも、真実味を感じられなかったというか…
全体的に残念( ;´Д`)
主人公のトラウマ発動は、ラストのラストなんですけど
前半のネジとの恋愛過程も
「え?」と思う構成がされているところもあって
良いところもたくさんあったし、萌えどころもソコソコあったのに
ところどころ散りばめられた
シラける類(たぐい)のご都合主義に、
本来の、私の捻くれた部分を刺激されて(←笑)
楽しみきれなかったというのが正直なところです。
「それぞれの重いトラウマを乗り越えて…」的な
ゲームのコンセプトは分かるし理解できる(どちらかというと好き)なのだけど…
「取り扱い方がちょっと軽すぎない?」と感じなくもない
ネジルートでした。
(※追記)
ネジの後にシュリを攻略したのですが、シュリの次にネジ攻略してれば
もっとやんわりと主人公のトラウマを受け止められたかな?という印象を受けました。
シュリで、主人公のある程度のバックボーンを知って耐性をつけておいて
ネジで、そのトラウマの詳細を知る…って形で。
個人的に、一気に詳細暴露は少々衝撃だったので
逆にしてればな〜と今更ながらに思いましたε-(´∀`; )
ということで、追記でした★
攻略はこちら