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『徒然綴り』

ゲームや読書、お絵描きを好む超インドア派が書くブログ

【源氏恋絵巻】総評・なんちゃって平安京で繰り広げられる【光】と【影】の物語



Vita【源氏恋絵巻

源氏恋絵巻

式部の不朽の名作『源氏物語』をベースにした恋愛アドベンチャー

 

みやびなる月の都……、平安京。

 

主人公は、「光」に仕える女房で

「光」とそっくりの容貌であるにもかかわらず、

自分のことには、さして興味はなく

 

主人に仕える幸せを胸に

日々を過ごしていましたが

 

ある日、目覚めると主人である「光」が

置手紙を置いて姿を消していて…

 

このことが帝にばれたら、女房は解雇、

「光」の評判も下がり、彼女の幸せも脅かされると思った主人公は

同僚と主人を守るため、姫に成り代わることに……。

 

 

  

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攻略対象

 

  • 紫の君
  • 朧月夜の君
  • 葵の君
  • 六条の君
  • 明石の君
  • 夕顔の君
  • 常盤(制限あり)

 

以上の7名。

 

【以下、個々の感想】

 

攻略順は、特にはないかもしれませんが

紫の君、六条の君あたりは

後のほうが良いのかな?と思いました。

 

攻略制限のある『常盤』は

5名攻略した時点で解放されましたが

最後が良いと思います。

 

真相(といっても前出のキャラで想像つきます)が

明らかになることもありますし

最後の絵巻を、

より楽しむ為にも良いかと思います。

 

 

  

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感想

 

『なんちゃって平安京』の世界であることを念頭に置いて攻略すれば

楽しめる内容だと思います。

 

どうしても、有名な『源氏物語』が題材であることから

頭の中で、世界観がきっちりと出来上がってしまうところがあるのですが

 

そうやってゲームに入ると

いろいろな違和感に目がいってしまって

ゲームを楽しめなくなってしまうので

 

平安京のパラレルだと認識して各々の言動を受け取れば

キャラクターも(好き嫌いはあるかと思いますが)

それぞれに魅力的ですし、

リップ音満載で、そこそこに甘い内容にまとまってますし、

 

主人公もロゼらしく『病的に一途な思考』を元に動いていて

ツッコミも、良い感じに冴えてますし面白いと思います。

 

攻略キャラたちとは別に

光の宮と藤壺様の「恋模様」が、

キャラを攻略するごとに各5話ずつ

 

それぞれの視点で

その他のシナリオのところに解放されていくのですが

 

それが短いなりに、スチルも入っていて

2人の恋の葛藤が感じられる

内容にまとまっていて良かったです。

 

そこからつながる「絵巻物」も、

『安倍晴明』の語る真相から、さらに先に繋がっていくところ等、

物語としては綺麗にまとまっていて満足感はありました。

 

個人的に、ちょっと夕顔の君あたりで

攻略する勢いが、衰えてしまいましたが

 

フルコンしてみて

『やっぱり、ロゼの癖は嫌いじゃないな』と思った作品でした。