【三国恋戦記 ~オトメの兵法! ~】感想・玄徳軍「玄徳/雲長」
Vita【三国恋戦記 ~オトメの兵法! ~】
大義に生きる仁徳者 玄徳(CV:三木眞一郎)
幼い頃に父をなくし貧しい暮らしをしていたが、
雲長、翼徳と共に義勇軍を率いて名を上げた。
頼れる皆の兄貴分であり、人徳ある主として慕われている。
面倒見が良く、大らかで自然と人の輪の中心にいるような性格。
感想
孔明に導かれた主人公を、快く受け入れ信じてくれた玄徳。
周りの人間の信頼も厚く、主人公に対しても兄のように接するなか
主人公の立てる策に、さらなる信頼を向けるようになります。
主人公も玄徳の優しさに心を寄せるんですが
『誰にでも優しい』所にモヤモヤしていたところ
玄徳に結婚話が持ち上がって…
と言った感じの玄徳ルートなのですが
彼はムッツリさんです。
気持ちを表に出さないわりに、主人公の動向も気になっていて
自分のなかで考えたことを、
そのまま行動に移すので途中経過を吹っ飛ばす傾向があります。
そのちょっと抜けているところを、芙蓉姫に怒られたりもして
微笑ましいところもありつつ
やっぱりどーんと構えた包容力が滲み出ていた玄徳ルートでした。
翳りをおびた大人 雲長(CV:櫻井孝宏)
穏やかで良識のある大人。
無駄口はたたかないが、間違ったことに対しては容赦なくきついことも言う。
常に冷静で、翼徳の無茶をたしなめる役目。
その落ち着き払った態度は、どこか悟りに似た諦めに見える。
感想
「平和な世界」から「乱世」に飛ばされた主人公に、
乱世の厳しさを、常に説いてくれる雲長は
どこか諦めた雰囲気を持っています。
その雰囲気の正体はネタバレになるので飛ばしますが
雲長が静かに諦めようとしていることを
主人公が必死に繋ぎとめようと動き出して…
といった感じで進んでいきます。
キーポイントである『謎の本』のことがよくわかるルートに
なっていたかと思います。
そして、雲長はどこまでいっても暗いやつかと思いきや
吹っ切れると甘い男でした(笑)
スペシャルストーリーの展開は少女漫画さながらで、
絵に描いたような内容が逆に雲長っぽかったです。
人生経験が長いはずなのに意外と不器用な
雲長さんでした。
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