PSP【里見八犬伝~村雨丸之記~】
「妖刀が応えるは――……、正義か愛か」
時は戦乱の世。
里見家で武士として仕えていた八犬士達に最大の試練が訪れる。
里見義成の息子、義通の拉致事件を皮切りに
次々と巻き起こる不可解な事件。
そして、遂に待ち受ける玉梓との決着のとき……。
混沌の渦に呑まれゆく安房を救い出し、
再び平和を取り戻すことが出来るのか。
「お別れだね、―――――」
「南総里見八犬伝」をベースにした恋愛アドベンチャーゲーム。
最終幕。
PR
感想
『八珠之記 』から『浜路姫之記』を経ての
最終章『里見八犬伝 ~村雨丸之記~』だったわけですが、
3作を通じて、いい作品だったのではと思います。
1作目で、引き込まれて
2作目で、中だるみ感を多少感じさせられ
3作目で、挽回した感じです。
3作目が、恋人始まりだったせいもあって
血なまぐさいところも、もちろんあるんですが
そこを、しっかりと支えてくれるキャラが、
早いうちから居るので救われます。
(しかも、べた惚れ状態)
キャラの好みは、最初
毛野>道節>現八>小文吾>壮助>大角>親兵衛
(親兵衛は攻略したことなかったので)だったのですが
フルコンプしてからは
親兵衛>毛野>道節>現八>小文吾>壮助>大角
私の中で親兵衛大出世です。
立花さん(の声)も、大好きなのですけど
今回は、石川さん(の声)に、持って行かれた感があります。
(あくまで個人的好みでのお話です。)
PR
ストーリーの方は、大まかな流れは同じですが
キャラによって、見方が変わっているので金太郎部分はほぼなく、
攻略対象が多い割には、飽きずに楽しめたと思います。
中には、辛いENDも多々あるのですが、
そこは『里見八犬伝』を、より盛り上げていたんじゃないかと思います。
最後に、このシリーズに関しては、
1作1作バラバラでやるよりは
順番通りに攻略したほうが、より楽しめるかと。
回想シーンとして、前回の物語が出てきたりもするので
理解度や、入り込み度に影響するかな?と感じる作品です。
【里見八犬伝シリーズ】